「メニュー偽装」や「食材偽装」
「メニュー偽装」や「食材偽装」、あるいは「産地偽装」。いつかは炎上すると思ってました。ブランド牛やブランド豚、ブランド地鶏などなど。たしかに希少で旨い物ばかりですが、そう簡単に、しかも大量に入手する事はむずかしいですよね。店が継続的にメニューにするには、特別な流通ルートを持たない限り、限定販売にするか、今、騒がれている偽装に走るかになってしまうのですね。
この事は、全ての飲食店や食品を扱う企業に言える話しで、問題化するまで、当たり前に、しかも常習的に偽装に近い営業を行っている店や企業は多いと思います。
現に、僕が先日行った焼き鳥屋さんでは、地鶏を大きくPRしていたにもかかわらず、出て来た料理はスーパーの冷凍食品レベルでがっかりしました。今は地鶏の定義も打ち出されて、かつて○○地鶏と謳っていた地域も、銘柄鶏や肉鶏などと表示を変えています。そう簡単に、しかも安い値段で本物の地鶏は手に入らなくなって来ているんですね。にもかかわらず、売りたいが為に偽装をしてしまうケースはかなり多いと思われます。
TVで連日報道されている企業はホテルなど大手企業ばかりですが、小さい店程、その傾向は多いと思われます。身に覚えがある店は、訂正するべきものがあれば、速い方がいいですね。ところで、僕らが表示する富山のシロエビや立山ポーク等は、生産者から直接仕入れていますので、問題ありませんよ。